52. ぐっすり眠れる睡眠プロがもっている「5つの眠る力」とは?

皆さん、こんにちは。

昔から、「人は本来、毎日同じことを繰り返しているとその道のプロフェッショナルになれる。」と言われています。ピアニストも、トップアスリートも、バレエダンサーも、学者も、皆それぞれその道のプロフェッショナルとして活躍するために、毎日毎日多くの時間を費やして練習や勉学に励みます。だからそれぞれの世界でトップレベルになれるのですね。
毎日続けることといえば、「眠ること」もそうです。しかし、毎日続けていて、かつ多くの時間を費やす睡眠ですが、年々「眠る達人」は増えるどころか、「眠りベタ」な人が増える一方。

皆さんは、「自分には眠る力が備わっている」と思いますか?

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5大睡眠力が「熟眠」のキーファクター

自分に睡眠力があるか否かは下記5つの項目をチェックすることで分かりますので、皆さんもやってみてください。

①入眠力
就床して20分以内に眠れていますか?

②深眠力
午前中に眠気がきたり、日中過度の眠気に襲われて集中力が途切れるといたことはないですか?

③持眠力
夜中に何度も目が覚めるといったことはありませんか?

④完眠力
夜に眠って朝までまとまった睡眠をとるという時間は確保できていますか?

⑤起床力
朝はスムーズに気持ち良く起きられますか?

上記5つの質問に全て「はい」と答えられたあなたは「睡眠力あり」の優秀睡眠者です。
「いいえ」と答えた項目が1つでもある場合は、睡眠におけるスケジュールや質向上のための生活習慣を見直す必要があります。

精神的な要因・身体的な要因・環境的な要因を見直し、トラブルシューティングする

睡眠力が低下している背景として、ストレスなどの精神的な要因、痛みやアレルギー症状などの身体的な要因、あるいは寝具や光環境などを含めた環境的要因に何かしらの原因があると考えられます。自分の場合は一体何が原因として考えられるのか、1度自分の心や身体を声をじっくり聴きながら考え、対策をとっていきましょう。

・精神的な要因の場合:自分なりのストレス発散法をみつけましょう。(運動・マインドフルネス瞑想・ヨガ・ストレッチ・ヒーリング音楽など)
・身体的な要因の場合:自己判断ではなく医師に相談し、適切な対応をとるようにしましょう。
・環境的要因の場合:まずは寝具が身体にあっているかを確認し、パジャマを着て眠ること、なるべく暗く静かな環境をつくること、冷暖房を使って適切な温度管理をすることを心がけてみましょう。

眠る力を育むことは、健康力や生産性向上力を育むことにつながります。何歳からでも眠る力を育むことは可能なので、気付いた今こそ眠りを改善するチャンス!です。最初から完璧に快眠習慣を取り入れようと頑張りすぎず、できるところからマイペースに取り組んでくださいね。



友野なおの書籍 新刊は『ねこ先生クウとカイに教わる ぐっすり睡眠法』です。


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