よく食べて、よく寝るだけで、体の中から美しくなる。
睡眠コンサルタントの友野なおです。
睡眠には様々な障害がありますが、「ナルコレプシー」と呼ばれる障害があることをご存知でしょうか?
夜の睡眠は十分にとっているのに日中に耐え難い眠気が襲ってきて、会議の最中など眠ってはいけないシーンでも発作的に眠ってしまう症状のことです。
ここでいう居眠りは、2~3分から20分程度で眠りから醒めるとスッキリするのですが、2~3時間経つとまた眠くなってしまいます。
ナルコレプシーにはもう1つ特徴的な症状が起こる場合があります。
それは、
喜怒哀楽や興奮などの感情の動きに誘発されることにより筋緊張が著しく低下するなどして、突然全身、あるいは体の一部が脱力するという現象。
全身の力が抜ければ座り込んでしまうことが多くなりますが、部分的に筋緊張が低下した場合は、頭がだらんと垂れる、まぶたが落ちる、舌がまわらない、膝がカクンとするなどといったことが起こります。
このナルコレプシーは若い世代に発症すつことが多いのですが、はっきりとした原因はまだ分かっていません。
とはいえ、専門的な治療で改善ずることが多いので、まずはきちんと睡眠外来を訪れて相談することが大事。
同時に、規則正しい生活を送ることが非常に重要になります。
ぜひ、睡眠日誌をつけながら、規則正しい起床・就寝時刻を守るように気をつけましょう!