皆さん、こんにちは。
ぐっすり眠り、人生を豊かにする。
そのためには「心」「時間」「人脈」「情報」「空間」の5大お片づけが欠かせません。
今回も【心のお片づけ】に注目をしてみましょう。
以前、【「今ここ」に意識を集中させる】の記事にも書きましたが、人間の心は移ろいやすく、「今ここ」に集中することがとても苦手です。未来や過去にとらわれ、心が迷子になってしまうという経験をされた方は多いと思います。
私も何度も経験あります。
「今」、無駄な苦しみから解放されること
終わったことを悔やんで落ち込んだり、まだ見ぬ未来を想像して恐怖に怯えたり。
終わったことも、まだ見ぬ未来も、考えたところでどうにもなりません。
失敗や過ちを反省したりすることや、将来のためにプランを組み立てていくことはとても素晴らしいことですし、今、そしてこれからを明るく生きていくために大切な行いです。
しかし、起こった辛い出来事などによってネガティブな感情生まれてしまい、その思考・感情に支配されてしまうと未来だけでなく、今という貴重な時間さえも無駄にしてしまうことになってしまいます。
そこで有効なのが、マインドフルネスという心の在り方。
マインドフルネスの定義
マインドフルネスとは、「今ここでの経験に評価や判断を加えることなく能動的な注意を向けること(Kabat-Zinn,2003)」と定義されています。マインドフルネス瞑想はいわば「心の片付け術」。毎日の習慣にすることで、「今ここ」に集中するマインドをつくることができ、とても安定した心を育むことができるのです。
マインドフルネス瞑想の方法
方法はとてもシンプル。身体を締め付けない楽な服装で行ってください。
①椅子に座るか、あぐらをかいたら1度大きく伸びをしてからだらんと腕を下げ、肩から背中にかけて上半身の力を抜いて、両手は両足の上におく。
②目を閉じたほうがリラックスする場合は目を閉じて、開いていたほうが良い場合は3mくらい先の遠くを眺める。
③呼吸を吐き切ったらゆっくり吸って、ただひたすら呼吸に意識を向けて集中する。
④10分経ったらゆっくり手の指先や足の指先を動かし、肘や膝を曲げ伸ばしして伸びをする。目を閉じていた人は目を開ける。
慣れないうちは5分程度から始め、慣れてきたら10分、15分を時間を伸ばしていくと良いでしょう。
最初は色々な思考が頭をよぎり、集中することが難しいと思います。でも、大丈夫です。
何事も最初からうまくできる人なんでいませんから、安心してくださいね。
ゆっくりゆっくり心も身体も脳も、慣らしていきましょう。
マインドフルネス瞑想実践中にぜひ気をつけていただきたい注意点など、またお伝えしたいと思います。
人生を変える「やすみかたの教科書」(主婦の友社)には、マインドフルネス瞑想以外にもたくさんのメソッドやアイデアの情報が詰まっているので、やすみかたバイブルとしてぜひご活用くださいませ。