皆さん、こんにちは。
「寝返り上手」は「睡眠上手」であること。寝返りには就寝中の身体を健康に保ち、睡眠のクオリティを維持するために欠かせない重要な役割を担っていることは前回の記事でご紹介いたしました。(「睡眠上手」な人は「寝返り上手」だった!寝返りがもつ3つの役割)
実際に寝返りを上手にうつ方法をお伝えする前に、まずは自分に「寝返り力」があるかどうかを確認してみましょう。
あなたは大丈夫?「寝返り下手チェック」
寝返りは眠っている間に無意識に行う活動ですので、自分が毎晩きちんと寝返りをうてているのか把握することは難しいですよね。しかし、何事もまずは己の状態を知ることが改善の第一歩。ということで、下記項目に今の眠りの環境や状況が当てはまるか、チェックしてみましょう。
・頭や身体が沈むような柔らかい枕、マットレスを使っている
・同じマットレス(敷き布団)を10年近く使っている
・就寝時の寝着はパジャマ以外のものである(ジャージ・スウェット・ルームウェア・昔の服など)
・寝具はあまり洗わず、衛生面が保てていないと感じる
・朝起きたときに肩や腰が痛い
・夜中に何度も目が覚める
・熟睡できず眠りが浅い気がする
・朝、起きた瞬間から疲れを感じ、すっきりとした気分で起きられない
上記の項目に1つでも当てはまる場合は「寝返り下手」認定です。皆さんはいかがでしたか?
寝返りは無意識の運動
じっとしたまま動かず同じ寝姿勢を続けていると床ずれを起こしてしまうことからも、寝返りをうつことの重要性は容易に想像ができるかと思います。身体を守り、睡眠の質を保つために行われる寝返りは、まさに就寝中の無意識な運動ともいえる行い。この無意識な運動が毎晩きちんと行われなければ眠りが妨げられ、昼間の強い眠気やイライラなどメンタル不調、だるさや頭痛などの不定愁訴につながる可能性も大いにあるので、決して軽視できません。たかが寝返り、されど寝返り。昼間の運動と同じように、就寝中の運動(寝返り)もとても大切なのです。寝返り上手を目指すための具体的な手法は改めてご紹介いたしますね。