皆さん、こんにちは。
昔から『ラッキーセブン』と呼ばれ、幸運なイメージの強い『7』という番号。実は、睡眠時間にキレイを育むための鍵となる番号でもあるのです。ぐっすり眠るために意識したい3つの『7』をご紹介します。
睡眠時間の『7』
一般的にいわれる「8時間睡眠が健康に良い」という情報には科学的な根拠はなく、理想の睡眠時間には個人差があります。3時間で十分な人もいれば、9時間以上眠らないと調子が出ない人もいるので、「絶対にこの時間眠ってください」とは言い切れません。しかし、国内外の膨大な調査の結果、健康と美容には7時間程度の睡眠が必要であることが明らかになっています。7時間程度の睡眠をとる人はそれ以下の人やそれ以上の人と比較して寿命が長かったり、追跡調査の結果で体重・体脂肪・ウェストのサイズの変化が少なかったり、身体的・精神的な健康度合いが高かったりするのです。明日につながるキレイを育むためには『7時間就寝』を心がけるようにしましょう。
運動ゴールデンタイムの『7』
運動にはダイエット効果はもちろん、快眠促進効果があることも分かっています。とはいえ、快眠を得るためには運動を行うためのゴールデンタイムを守ることがお約束です。スムーズな入眠と、睡眠時間がエステ時間になるような質の高い眠りを叶えるためには、昨日就寝した時間から19時間後に運動するのがベスト。睡眠でキレイを実現するためには、日付が変わる0時までに就寝することが必要なので、運動のゴールデンタイムは夜の7時になります。この時間帯は体温が最も高く、覚醒度が高いため「睡眠禁止帯」とも呼ばれているほど。
この時間帯に運動を行って交感神経の働きを高め、体温を上昇させておくことで、その後、身体がおやすみモードに切り替わる働きを後押しし、リラックススイッチの副交感神経の働きも良くなります。毛細血管がよく開いて抹消まで血液がしっかりと行き渡るようになり、天然美容液と呼ばれる成長ホルモンが筋肉、皮膚、臓器などにきちんと届けられ、就寝中に全身を美しく蘇らせてくれるのです。
7時から前後1時間程度はゴールデンタイムとして考えてOKなので、18時~20時の間で20分程度の運動を行うように心がけましょう。
夕食時間の『7』
深部体温(内蔵体温)が下がっていることは、質の高い眠りを実現するうえで欠かせない要素です。夕食と就寝時間までの時間が短いと、消化器官が活発に動いている状態のまま眠ることになるので、眠りは浅く、本来就寝中に行われるはずの身体のメンテナンスが行われません。翌朝に疲れが残り、朝からゲッソリなんていう状況は避けたいですよね?夕食が夜食にならぬよう、睡眠4時間前までには食べ終えておく必要がありますが、仕事の都合なので「なかなか8時までには食べられない」という方も少なくないと思います。その場合には夕食を2回に分けて食べる「分食」がおすすめ。まずは夜の7時までにお腹に溜まりやすいものを食べておき、帰宅後お腹がすいているようであれば、春雨スープやヨーグルト、温野菜、ピクルスなど消化器官に負担のかからないものを少しだけ食べるという方法です。
夕食のとり方1つで睡眠の質も左右されるので、「今日は夕飯が遅くなりそうだな」と思ったら、まずは7時までにおにぎりやサンドイッチなどを食べるよう心がけましょう。
ハッピーをもたらす『7』を意識して、快適な眠りから毎日のハッピーを手に入れてくださいね。