よく食べて、よく寝るだけで、体の中から美しくなる。
睡眠コンサルタントの友野なおです。
しばらく前になりますが、福島県南相馬市へ行ってきました。
昨年の震災後からずっと、
「募金以外でいったい何が出来るのか・・・」
この質問を自分にひたすら投げかけ、考え、悩み続ける日々を送ってまいりましたが、この度、同じ志を持つ素晴らしい方々の支えとご協力のもと、無事に南相馬へ訪問させていただき、今後について担当者の方々や保健師の方々と話し合いをさせていただくことが出来ました。
向き合った現実をきちんと受け止め、自分の中で咀嚼し、それを自分の言葉に置き換え、発信する覚悟を決めるまでにはもっともっと時間を要すると思っておりましたが、昨日友人に「伝えることがどれだけ大事だと思う?」と問われた瞬間、拙い表現や言葉であっても想いは必ず届くと信じて発信しようという覚悟が決まりました。
それでも、適切な言葉が今も見つからず、ただただパソコンの画面と睨めっこしています。
本を読むことが大好きなのに、喋ることも仕事のうちなのに、本当に自分のボキャブラリーの少なさが情けない。
どこから書けばいいのかしら・・・・・
命を張って除染作業をする人たちへの想いか、
ゴーストタウンになった警戒区域に取り残された、思い出溢れる家の寂しさか、
哀しみ、苦しみ、不安と向き合って、それでも人を思いやって生きる人の強さか、
頭が真っ白になり、理性や感情のコントロールを完全に失ってしまった自分の不甲斐なさか、
希望が見つからない中で、希望を探す人たちの姿か・・・
今回仮設住宅も訪問させていただき、自己紹介後に眠れない方がいるかどうかお聞きしたところ、多くの方の手が挙がりました。
狭い仮設住宅の暮らしでは運動不足になりがちになってしまうし、隣の音が気になることも多いそうで、そういったことがストレスに+されて睡眠の質を悪化させているようです。
今後は「南相馬ぐっすりプロジェクト」と題し、仮設住宅をまわりながら睡眠のお話をさせていただきます。
その中で、少しでも、1人でも多くの方の笑顔に出会えるよう、何回でも南相馬に戻りたいです。
復興は『これから』なんです。
『これから』が大事なんです。
風化させないためには、希望を見つけるためには、『これから』が大事なのです!!
津波の爪跡がそのまま残された場所からも、家族の思い出が詰まった家だけが取り残された警戒区域内からも、夕焼け・星空・朝焼けがとっても綺麗だったので、
「綺麗ですね」
とお伝えしたら、
「そうでしょ!これだけは変わらないんだ」
とおっしゃっていました。
たくさん交わした会話の中で、心に残る言葉は数え切れないほどありましたが、この会話も私にとっては重く心に響きました。
きっとずっと忘れられない言葉です。
無力で不器用な自分なんかに大きなことが出来るなんて、全く思っていません。
でも、それでも、「南相馬 ぐっすりプロジェクト」を始動します。
結局、
やっぱり・・・・・
まとまりのない記事になってしまいました・・・。
すみません。
最後に!
これから、この活動を見守ってくださいね。
よろしくお願いします。
—–