よく食べて、よく眠るだけで、体の中から美しくなる。
睡眠コンサルタントの友野なおです。
先日、文部科学省「教員の資質能力向上に係る先導的取組支援事業」、富山型教員養成プログラムにおける教員採用内定者を対象とした教師準備プログラムにて講演をいたしました。
富山大学の神川学部長より「人生についてお話ください」という有り難いお言葉を頂戴し、大変僭越ながら講演後半からは自分の人生を振り返り、「本当に大切」だと感じてきたことを皆様にお話させていただきました。
中学校を2年生で中退したこと。
これは「もっと空の先が見たい!」と、自分の意思で渡英することを決断し学校を中退したのであって、なにかトラブルがあったわけでも、不良だったわけでもないので、誤解しないでくださいね。
(先日そのようなことを言われて本当に驚いたので・・・笑)
留学先のパブリックスクールで待ち受けていた壮絶なイジメという現実と、過酷な勉強の日々。
「君は沈没する船に乗っているのに、行き先は分かっているのに、なぜこの船に乗り続けるのか?勉強をやめなさい」と先生に言われ、悔しくて悔しくて泣いたこと。
実際テストの点数は100点中一桁だったのに、信じてくれた先生がいたこと。
人の3倍鉛筆を使いきり、右手が上がらなくなったらガムテープで背中を固定して勉強を続け、最後に本当の奇跡が起きたこと。
学生時代に学んだことは、「勉強」ではなく「諦めない心だった」ということ。
社会に出て知った、「コミュニケーションは心でするものだ」ということ。
どんなに喋りのテクニックがあっても、どんなにたくさんのボキャブラリを使いこなせたとしても、どんなに着飾ったとしても、そこに心がなければ相手には何も伝わらないと思っています。
33年間を振り返るとここまで全く平坦な道ではありませんでしたが、心を込めて接してくれる家族や心友、仲間たちがいてくれたから今日まで歩いてこられたと、自信を持って言えます。
慌しく過ぎ去る毎日ですが、このような機会を与えていただけたお陰で自分の人生をじっくり振り返り、大切なことに改めて気づくことが出来ました。
神川学部長はじめ、サポートをしてくださった多くの皆様に心から感謝の気持ちとお礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。
志高く、一途に情熱を持って歩んでまいりたいと思いますので、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
4月から富山県内の教壇に立たれる皆様のご活躍を心からお祈りいたします!