5年

3月11日。多くの尊い命が奪われてしまった未曾有の震災から5年が経ちました。
「あっという間」だったと感じる方もいらっしゃれば、「まだ5年」と思われる方もいらっしゃることと思います。
震災の犠牲になられた皆様へ、改めてご冥福をお祈り申し上げます。

5年目という節目の年を迎えましたが復興の遅れが目立ち、復興庁によると17万4千人もの皆様が未だに避難生活を余儀なくされています。また、避難指示が解除され故郷に戻れた方々におかれましても震災前のような暮らしを取り戻すということは、容易ではないと想像します。
雇用、福祉施設の整備、学校などといった生活の場の再建、原発への不安解消、除染廃棄物の管理など、復興に向けてまだまだ取り組まなくてはならない課題は今後も山積みです。

未だ行方不明になられている方を待ち続けていらっしゃる方、そして震災を経験されたすべての皆様の悲しみや苦しみに年数の区切りはありませんが、時間とともに少しずつでも心が癒され、「安らぎ」を感じられる日が1日でも早く訪れますよう、心より祈っております。



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