47. ぐっすり眠るために食べたい「アロマベジタブル」の正体とは?

皆さん、こんにちは。

ぐっすり眠ることと食事・運動(活動)は切っても切り離せない関係性にあります。睡眠にとって「何」を「どのタイミング」で食べるかはとても重要な要素。遅い時間にヘビーなものを食べると睡眠にとって良くないという事実は皆さんも1度は耳にしたことがあると思いますが、これは食べることにより消化器官が活発に動き出し、深部体温(内蔵の温度)が上昇してしまうためです。「夕食」が「夜食」にならぬよう、就寝3~4時間前までに夕食は食べ終えておくのが理想のタイミング。内容は極力ヘルシーで胃腸に負担のかからないものがベストなのですが、中でも「アロマベジタブル」は快眠促進効果が期待できるおすすめの食材です。

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食材の香りがもたらす快眠促進効果

セロリやパセリ、三つ葉、タマネギなどがもつ独特の臭気成分にはリラックスを促進する効果があるため、夕食時には積極的に摂りたい代表的な食材といえます。

●セロリ
セロリに含まれる「アピイン」という精油成分が精神を安定させ不眠症改善に有効といわれています。ただし、この精油成分は緑が濃い葉のほうに多く、白色の部分にはあまり含まれていないので、セロリは葉つきのまま食べましょう。

●パセリ
脇役になりがちですが、パセリに含まれる「アピオール」という精油成分が精神を安定させ不眠症改善に有効なのです。さらに、抗ストレスビタミンとも呼ばれるビタミンCの含有量が非常に高いので、ダブルでリラックス作用をもたらしてくれます。

●三つ葉
三つ葉の爽やかな香りの成分は「ミツバエン」、「クリプトテーネン」。鎮静、ストレス解消、不眠症の改善に役立つといわれています。ただし、火を通しすぎると味も薬効も落ちてしまうので注意しましょう。

●タマネギ
独特の刺激臭のもとになっている成分は「硫化アリル」です。この硫化アリルはタマネギ以外にも、アサツキやワケギなどのネギ類、ニラ、にんにくなどにも含まれています。疲労回復、神経の鎮静化に効果があり、不眠改善作用も期待できる食材。血液の流れをスムーズにする働きもあり、さらに慢性的な疲労回復に欠かかせないビタミンB1の体内利用効率を高めてくれる作用まである優れものです。

パセリや三つ葉はいつものサラダなどのトッピングとしてプラスワンするだけですぐに摂取できますし、タマネギは万能野菜などで使い勝手が良く、あまり意識しなくても十分に日頃のメニューで摂取できる食材かと思います。セロリに関しては好き嫌いが別れる食材ですし、あまり普段の生活では馴染みがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、食物繊維も豊富な健美野菜なので、ぜひこの機会に少しずつでも取り入れられるように意識してみてくださいね。

ちなみに、パセリは1回で使い切るのは難しいと思うので、冷凍保存が便利です。
手順はとても簡単。

1.パセリを水洗いしたらしっかり水気をとり、茎の部分はカットします。
2.フリーザーバッグに入れて冷凍します。
3.凍ったパセリを袋の上から揉んで、細かい状態に、再び冷凍庫へ戻します。

アロマベジタブルで食事の香りと風味を楽しみながら、さらにぐっすり眠れる快適な夜も手に入れてくださいね。



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