73. 片鼻式呼吸法を実践! 鼻のつまりで自分のおやすみモードレベルをセルフチェック!

皆さん、こんにちは。

就寝前の過ごし方は睡眠の質にダイレクトに影響を及ぼします。
夜のおやすみ支度の中にぜひ取り入れていただきたいのは、丁寧な呼吸。
特に、ヨガの呼吸法のひとつである「片鼻式呼吸法」は就寝前の呼吸法としておすすめです。

片鼻式呼吸法のやりかた

鼻孔を出入りする空気の流れをじっくり感じながらゆっくりと行う呼吸は休息モードをオンにしてくれる副交感神経とつながっており、ストレス解消、脳のリラックス、精神安定、自律神経の調整などの効果が期待できます。まず、安楽坐のポジションで片手はおへそから指3本分下にある丹田、もう一方は膝の上に軽く置き、背骨から頭まで一直線します。肩の力を抜き全身をリラックスさせたら、右手の人差し指と中指を折り曲げ、親指で右の鼻の穴を閉じ、左の鼻の穴からゆっくり息を吸いましょう。薬指で左の鼻の穴も軽く閉じて両鼻を軽く閉じ、今度は親指を離して右の鼻の穴からゆっくり息を吐きます。これを5回ずつ繰り返してください。

つまっている鼻で、自律神経のバランスがわかる?!

片方の鼻ずつ丁寧に丁寧に呼吸をしていると、どちらかの鼻のほうが逆の鼻と比べてつまっている感じがある!」ヨガの世界では、右の鼻は交感神経、左の鼻は副交感神経とつながっているといわれ、どちらかつまっているほうが働きが弱くなっていると考えられています。
夜はなるべくリラックスモードの副交感神経が優位になっていてほしいので、左の鼻がスムーズにとおっていることが理想です。もしも、左鼻がつまっている感じがするなと感じたら、温かいハーブティーを飲むとか、足浴をするとか、ストレッチをするとか、大きな深呼吸を繰り返すなどして、意識的に自分の体と心を緊張から解きほぐすような行動をとりましょう。

呼吸は細く、長く、ゆっくりと行うこと。そして息を吐くことでリラックス効果は高まるので、しっかり吐き切ることは大切です。
深い呼吸を繰り返し行っていると心も安定してくるので、焦らずゆっくりと呼吸を味わいながら行ってくださいね。



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