よく食べて、よく寝るだけで、体の中から美しくなる。
睡眠コンサルタントの友野なおです。
「パジャマの素材についての件ですが、ジャージや昔の服、ルールウェアが睡眠には良くないというのは何故でしょうか?」
というご質問をいただきました。
これ、取材のときに聞かれる質問のトップ3に入る質問です!
今は昔洋服にしていたものをそのままパジャマとして着て寝ている人や、
学生の頃のジャージを着ている人や
ルームウェアをそのままパジャマにしている人がたくさんいるからね。
正直いろいろな理由がありますが、1番重要な理由は
寝返りがスムーズにできなくなるから
です。
ジャージや可愛いワンピースなどのルームウェアを着て寝た場合、寝具との間に不要な摩擦が起こり、寝返りに必要以上の強い力が必要になってしまうことが分かっています。
寝返りは血液の循環を良くしたり、身体と寝具の間の湿度や温度を最適な状態に保ったりと、寝ている身体をサポートする生理的現象の1つで、一晩に20~30回行いますが、この寝返りのたびに身体に不要な力が入ってしまうと、骨盤や身体の歪みにつながってしまうのです。
さらに、寝返りをしたあとも着衣と毛布やシーツなどがよじれて体に変な力がかかり続けてしまう方が多く、朝起きたときに肩が凝っていたり、何となく身体がだるかったり、熟眠感が得られなくなったりしてしまいます。
パジャマは寝床内温度や湿度の安定、吸汗性や保湿性など寝ているときの私たちの身体を最も最適に保つためにもつくられている物です。
身体は起きているときと寝ているときでは体温も発汗も全てが異なる状況におかれるのに、起床時に着用するようにつくられたもので良いわけがありません。
オススメはナチュラルな綿100%のものですが、肌触りが気に入ったものを自分で選んでみるのも楽しいですよ♪
ぜひこだわってみてくださいね!