8.【睡眠健康経営:Workplace Wellness Design】寝不足は倫理意識を奪う

皆さん、こんにちは。

No Business Wealth without Worker’s Health by WHO
睡眠改善は働く人々の健康を守り、企業の生産性を高め、希望ある社会を創造します。

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睡眠不足は倫理意識を奪う

「人として」そして「働き人として」、非常に大切になるのが「倫理観」。4日間にわたり行われた睡眠不足と倫理意識の関係を調べたアメリカの調査では、対象者にそれぞれの日に「職場で決められている規則を無視した結果、大事件が起こった」という内容の場面を読んでもらいました。そして、それがどのくらい倫理上の問題を含むかを回答してもらった結果、前夜の睡眠時間が長いほど倫理意識は高いということが判明したのです。
つまり、寝不足のまま働いていると倫理的思考が損なわれてしまうということになります。人として、また労働者としてのモラルや道徳観、善悪の判断力等が欠如することは、職場のソーシャル・キャピタルを悪化させてしまうだけでなく、場合によっては取り返しのつかない産業事故やミスにもつながる大変な問題です。

眠りは職業倫理に不可欠

本調査では眠りをしっかりととれている人ほど倫理意識が高いことが分かりましたが、同時に他人の非倫理的な行動に対して敏感になるということも分かっています。舛添都知事の件では、多くの人が「法的に問題なくても人としてどうなの?」と感じたと思いますが、企業倫理でいうと、「コンプライアンス的には問題なくても、人としてそれってどうなんだろう?」という話になるかと思います。
コンプライアンスを『法令遵守』とだけとらえて「これは法令に違反していないから問題ない」といったところで、周囲の納得はまず得られないでしょうし、そもそも、コンプライアンスは『公正・適切な企業活動を通じ社会貢献を行なう』という考えが基本にあるのに、「法令」という守って当然である最低ラインを善悪判断基準にしてしまうと、同じ環境で働く仲間の、クライアント様の、社会の信頼を失ってしまうことにもなりかねません。
1度失った信頼を取り戻すことは容易ではないですよね。
どんな高い技術も、どんな便利な商品も、使い方を間違えてしまったら人を傷つけてしまうことになりかねませんから、より良い社会を目指して働く以上は高い倫理観が必要になります。
まずは睡眠時間を5分でも10分でも良いので多く確保できるよう、帰宅後の過ごし方について見直してみましょう。



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