皆さん、こんにちは。
先日、大学院での学びと平行して学んでいた「産業心理カウンセラー」の資格試験を受け、無事に合格いたしました!
睡眠のコンサルティングをすればするほど、多くの方の睡眠のお悩みをお聞きすればするほど、快眠メソッドやアイテムだけでなく、心に寄り添うことの必要性と重要性を痛感した経験から、産業心理カウンセラーを目指していました。
精神障害に係する労災請求数、あるいはその決定件数
2014年には精神障害に係する労災請求数、あるいはその決定件数が過去最高の数値に達し、ストレスチャックも義務化されたりWLBの重要性も少しずつ根付き始めてたりはいますが、実際はまだまだ行き届いていないと感じるケースが殆んどです。
実際、精神疾患により医療機関にかかっている患者数は、近年大幅に増加しており、平成20年には323万人にのぼっています。
私の近著、「やすみかたの教科書」(主婦と友社)の中でも書いていますが、働き世代が感じる圧倒的なストレスレベルの高さ、睡眠時間の短さ、労働時間の長さ、心身ともに大きな負担を抱えながら走り続ける姿はもはやワーキングアスリートです。
心と身体がつながっている
心と体は自律神経系・免疫系・内分泌系の3つのルートでつながっているので、心のエネルギーが低下してしまうと体のほうにも不調がきたし、頭痛やだるさなどの不定愁訴を感じてしまうことにもつながりかねません。また、「睡眠」も、心に不安やストレスを抱え込んだままの状態では質がなかなか眠れない「入眠障害」や、夜中に何度も目が覚めてしまう「中途覚醒」、起床時刻よりかなり早く目が覚めてしまう「早朝覚醒」が起こりやすくなってしまいます。
ストレス社会を元気に生き抜き、自分らしい幸せに包まれて生きていくためには「心を整える」ことがとても大切です。
これから益々、心から、体から、脳から、環境から、皆様の「ぐっすり」を叶えられるよう、精力的に活動してまいりたいと思います。