61. 心のエネルギー不足に気付く「3つのA」とは?

皆さん、こんにちは。

気合の精神が根付いている真面目な日本人は、「心のエネルギー不足」に気付かないまま猪突猛進しやすい傾向にあります。しかし、自分の声を無視して頑張り続けた結果、ある日突然ポキっと心が折れ、一歩も足が動かないなんていこうことになってしまっては意味がありません。心のエネルギー不足は睡眠にも悪影響をもたらしますので、眠れないことによるさらなる心身の健康悪化につながってしまうことも。

表面化している「行動」や「態度」の変化から、自分の、あるいはまわりの人の心の状態を把握することは、現代のストレス社会で生き抜くためにとても大切なスキルです。

心のエネルギー不足サイン「3つのA」

具体的にはどのような行動変化に注目すれば良いのか、「3つのA」という視点からご紹介します。

【Alcohol(アルコール)】

お酒は適度なら問題ありませんが、不調のサインとしてみる基準は、いつもより量や時間が増えて依存傾向が強まっていないかということです。お酒だけでなく、ストレス発散のために取り入れている趣味嗜好のようなものが全て当てはまります。

ネットサーフィン、ゲーム、甘いものなどの暴飲暴食、メールの回数、衝動買いの金額など、日常生活に支障をきたすほどの兆候が出てきたら危険信号。そうなる前に気付き、セルフコントロールすることが必要です。特に1つのものにはまっている状態は「○○依存性」に陥るリスクがあるので、要注意。

【Absent(アブセント)】

「欠席」だけでなく、「遅刻」「早退」の頻度が増える、続くなどの状態があることは重要なサインのひとつです。仕事に対してのみならず、日常の全ての物事に対しての集中力が低下し、「疲れやすい」と感じる場合は見逃せないサイン。さらに「メイクや服装など、身だしなみに気を配れなくなってきた」「だるさが残る」などがある場合は要注意ですので、早めのケアを心がけましょう。

【Accident(アクシデント)】

集中力が低下するので、仕事上やプライベートでのミスやアクシデントは増える傾向が強まります。仕事ではアポイントの時間を間違える、誤字脱字が増える、書類の数字を間違える、約束や指示を忘れるなどのミスが起こりやすくなり、こういったミスなどから周囲や仕事のトラブルが増えるとさらにストレスが重なるという負の連鎖が止まらなくなってしまう危険性があります。また、出来ない自分への苛立ちや罪悪感、自己信頼感の喪失、自責の念、そして次は失敗できないという重圧感でどんどん自分を追い込むような苦しい感情に支配されてしまうと、益々心のエネルギーは不足する一方です。

2週間以上目に見える行動変化が続くようであれば、メンタル不調として真剣に対処する必要があります。「頑張ること」と「無理をすること」は必ずしもイコールではありません。普段から自分の心の声に耳を傾け、睡眠時間を含めた自分自身を労る時間をきちんととるようにしましょう。



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