ソーシャルキャピタル研究会にて

皆さん、こんにちは。
講演で使うスライドをつくりまくっている友野です。
皆さんも元気に過ごしていますか?

先日、東京大学で行われたソーシャルキャピタルの研究会に参加してまいりました。
ソーシャルキャピタルは直訳すると「社会関連資本」といい、人々の協調行動、その基盤となるネットワーク、互酬性の規範、信頼関係など、集団や社会、コミュニティーに着目した概念のことをいいます。
物的資本(Physical Capital)、人的資本(Human Capital)などと並ぶ比較的新しい概念で、日本では2000年前後から色々なところで注目を集めている考え方です。
注目を集めているその理由として、ソーシャルキャピタルな豊かな国ほど経済成長率、合計特殊出生率が高く、犯罪や虐待が少なく、そこに暮らす人々の健康度も良い現象がみられるという報告が増えているから。

睡眠に関しても、2007年に32,891人を対象に行った研究で「教育年数が短い、あるいは所得が低い人ほど不眠を訴える人が多い」ということがわかっており、所得や学歴、職業階層などによる経済格差が生み出す健康格差社会の実態がどんどん明らかになってきています。
(「「健康格差社会」を生き抜く」近藤克則著より)

私自身、睡眠コンサルタントとして睡眠を深掘り下げれば下げるほど、快眠の具体的な手法をお伝えするだけでは本質な部分は変わらないとつくづく感じていたので、研究会でソーシャルキャピタルの世界に触れられたことは、自分にとって大きな意味を持ちました。

今回の研究会では鬱病の話も取り上げられており、とても興味深かったので睡眠の話と絡めてまた今度記事をアップしますね。
健康格差社会はいのちの格差を生む、そんな恐ろしい社会にならぬよう、そして、誰もが安心して希望を持てる社会になるよう、わたしも今後の自分の目標と課題に照らし合わせながら、できることを1つ1つ丁寧に取り組んでまいりたいと思います。
信念と感謝を忘れず、1歩1歩、ゆっくりゆっくり前に進みましょう。



友野なおの書籍 新刊は『疲れがとれて朝シャキーンと起きる方法』です。


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